当サイト「あふぃぶ」では、ワードプレスの設定、運用方法など、テクニカルな情報を中心にお伝えしています。
【初心者向け】高性能レンタルサーバー「エックスサーバー」の登録方法
新しくブログを始めたいのですが、どうすればいいの?
まずはレンタルサーバーと契約しましょう
これからWordPressサイトを運営したい方は必見!
この記事では、WordPressサイトの運営に必要なレンタルサーバーの選び方と、エックスサーバー
このサイトもエックスサーバーを使って運用しています。
- WordPressサイト運営にレンタルサーバーが必要な理由
- レンタルサーバーの選び方
- おススメレンタルサーバー「エックスサーバー」の申し込み方法
すぐにレンタルサーバーの選び方を見たい方はこちらをご覧ください。
WordPressサイトの運用にレンタルサーバーが必要な理由
これからブログを始めるならば、WordPress(ワードプレス)での運用がおすすめです。
WordPressは、ウェブサイトのコンテンツ作成、コンテンツの表示を司るCMS(コンテンツ管理システム)です。
WordPressはノートPCでも運用できる?
ワードプレスはパソコンでも動くの?
WordPressはお手持ちのPCでも動きますが、本番サイトの運営には向きません。
Webサイトは世界中からアクセスされるため、世界中のどこからでも24時間アクセス可能な環境での運用が必要なのです。
- 本番サイトは、24時間x365日 継続的なサービスの提供が必要
ノートPCの電源を24時間入れておけば?
もちろん自宅のノートPCの電源を24時間ONにして、WordPressサイトを公開することは可能ですが、アクセスが集中した場合はネットワークが耐えられないでしょう。
- 本番サイトは、アクセスが集中しても遅くならないネットワーク環境が必要
光回線でも、大規模なWordPressサイトの運用は現実的ではありません
つまり、WordPressは、データセンターに設置された可用性が高いサーバー上で運用する必要があるのです。
「可用性が高い」とは、24時間x365日連続稼働できる 安定性の高い環境という意味です。
運用環境 | サーバーの可用性 | インターネット帯域 |
---|---|---|
低い | 低い | |
非常に高い | 非常に大きい (大容量バックボーン) |
WordPressをノートPCで動作させる方法は、以下の記事で解説しています。
レンタルサーバーとは?
大規模なWordPressサイトはデータセンターでの運用が必要ということがわかりました。
しかし、そのような環境を個人で用意するには、コストがかかりすぎます。
そこで登場するのがレンタルサーバーなのです。
レンタルサーバーとは、 24時間x365日 サービスが停止しないサーバー環境をレンタルするサービスです。
世界中から24時間アクセスされるWordPressサイトの運用にはレンタルサーバーの利用が適しています。
レンタルサーバーの特徴
- 可用性が高い(24時間x365日 サービスが停止しない)
- スピードの速いバックボーン回線(アクセスが集中しても、速度が落ちないネットワーク)
レンタルサーバーの選び方
レンタルサーバーはどのように選べばよいのでしょうか?
いちばん安いサービスを選べばいいの?
単純に値段だけで判断しない方がよいです。
レンタルサーバーは、利用料金が安ければよいというわけではありません。
サーバーの処理性能がもっとも重要です。
その理由は、サーバーの処理性能が、サイトのSEO評価に結果に大きな影響を与えるからです。
SEO:Search Engine Optimizationとは、Webサイトに対するGoogleの評価を最適化するための施策
一般的に、Webサイトの描画速度が早ければ早いほど、SEO評価は向上します。(※)
※ 2017年のGoogleの研究によると、サクッと表示されない遅いサイトの離脱率は2倍以上になる。( サイト描画速度 1秒と6秒の比較より)
え、どういうことですか?
Webサイトの描画速度が早ければ早いほど、検索エンジンの上位に表示されやすいということです。
Webサイトの描画速度はレンタルサーバーの処理能力に依存する
Webサイトの表示を早くするにはどうしたらいいの?
Webサイトの描画速度は主に、
- 記事のデータ量(文字数、画像サイズ)
- サイトテーマやプラグイン
- サーバーのパフォーマンス
- データセンターのバックボーン回線速度
に比例します。
つまり、レンタルサーバーのパフォーマンスが高ければ、Webサイトの描画速度が早くなるということです。
レンタルサーバーの処理速度は、早ければ早いほど良いです。
パフォーマンスが高いレンタルサーバーを選ぶことが重要
レンタルサーバーのパフォーマンスは処理能力x利用者の数で決まる
レンタルサーバーのパフォーマンスの見分け方は?
レンタルサーバーの処理速度は、
- サーバーの処理能力
- サーバーの利用者の数
で決まります。
サーバーの処理能力
サーバーの基本性能は、PCと同じく、
- CPUの処理能力(コア数)
- メモリ容量
- ストレージの速度
などに依存します。
パソコンのスペックと考え方は同じですね
サーバーの利用者数
レンタルサーバーでは、数百人~数千人のユーザーが同じサーバーを共有しています。
同じサーバーを利用するユーザーが少なければ少ないほど、サーバーの処理速度は向上します。
リソース(処理性能)を共有する利用者が少なければ、それだけ処理性能が高くなります。
結論:WordPressの運用に最適なレンタルサーバーの条件
レンタルサーバーを選ぶ際は、単純に値段だけではなく、
- サーバーの処理能力
- サーバーの利用者数
を加味して検討することが重要です。
一般的には、サーバーの処理能力(CPUコア数、ストレージ容量、スピード)などは公開されているのですが、一台のサーバーを共有するユーザーの上限数などは非公開のケースが多いです。
そのため、レンタルサーバー事業者の選定時は、
- サーバーの月額利用料金
- サーバースペック(CPUコア数、データ容量、ストレージのスペック)
- レンタルサーバー事業者の運用実績(長いほど評判がよく、性能も安定している)
- 利用者の口コミ
を総合的に判断する必要があります。
本サイトのおすすめレンタルサーバーはXserver
本サイトが推奨するのはエックスサーバーです。
本サイトでも利用しているエックスサーバーは、
- 18年の運用実績
- 国内シェアNo.1
- サーバー速度No.1
という点で安心して利用できます。
私はこれまでに5年間エックスサーバーを利用していますが、トラブルはゼロで、特に不満な点はありません。
エックスサーバーの口コミ
エックスサーバーの評判をみてみましょう。
私も同意見です。トラブル経験がありません。
絶賛コメントだけ狙ったわけではないのですが、愛用者は多いですね。
当サイトからの口コミ(5年間使った感想)
個人的にエックスサーバーが良いと思う点は、大手のNo.1レンタルサーバー事業者ならではのサーバースペックの高さです。
2021年には、サーバースペックが大幅に向上した新サーバーに移行するなど、継続的なサービス品質の向上が続いています。
このような継続的な投資ができるのも、No.1事業者のならではですね。
2017年からスタンダードプランを契約していますが、2017年当初と比較すると、お値段据え置きで、サービス品質が継続的に向上しています。
エックスサーバー(スタンダード)のサービス品質改善実績
- サーバー容量 100GB増加
- データベース数の上限が撤廃(無制限)
- サーバースペックの増強 (ハイスペックなサーバーに移行しました)
エックスサーバーの契約方法
エックスサーバーの契約方法を解説します。
次にサーバー契約プランを選択します。
サーバー契約プランは後から変更できるので、最初はスタンダードで十分です。
プランの主な違いは、ディスク容量とデータ転送量の違いです。
WordPressクイックスタートを選択すると、WordPressのインストールと同時に、SSL設定、ドメイン設定が一度に行えるので便利です。
WordPressサイトを初めて作る場合は、クイックスタートがおすすめです。
エックスサーバー
契約期間 | スタンダードプラン料金(税込) |
---|---|
3ヶ月 | 1,320円 / 月 |
6ヶ月 | 1,210円 / 月 |
12ヶ月 | 1,100円 / 月 |
24ヶ月 | 1,045円 / 月 |
36ヶ月 | 990円 / 月 |
最初の契約で36か月を選択しても良いですが、ブログを続けられるか不安な方は割引率が高い12か月がおすすめです。
私も最初の契約では、12か月を選択しました。
サイトのドメイン名を選択します。
ドメインの種類は、「.com」や「.jp」など、安心感のある物がおすすめです。
ビジネス系の真面目なサイトで、ドメインの種類が「***.sexy」とかを使っていると、ちょっと嫌です(笑)
確かに・・・。
ドメイン名って何?という方は、以下の記事をどうぞ。
ドメイン名の取得は、早い者勝ちなので、まだ誰も取得していない物を選ぶ必要があります。
取得したいドメインが決まっていない場合は、Xserverドメインのサイトで、まだ使われていないドメイン名を検索すると良いでしょう。
ここからは、インストールするWordPressの設定情報の入力です。
項目 | 説明 |
---|---|
ブログ名 | 後から簡単に変更可能です。 |
ユーザー名、パスワード | WordPressの管理画面にログインするユーザー名とパスワードになります。 後から変更できますが、忘れるとWordPressにログインできなくなってしまうのでメモしておきましょう。 |
メールアドレス | 後から簡単に変更可能です。 |
入力後に「Xserverアカウントの登録に進む」をクリックします。
メールアドレス、パスワードなど、申し込みに必要な情報を入力します。
次に支払い情報を入力します。
支払いはクレジットカード、または翌月払い(コンビニ/銀行)から選べます。
翌月払い(コンビニ/銀行)- ペイディ(paidy)はメールアドレスと携帯番号を入力すると、SMSで届く4桁の暗証コードを入力するだけで、翌月払いで支払いが行えるサービスです。(支払いはコンビニ・銀行振込・口座振り込みで行います)
「利用規約」「個人情報の取り扱いについて」に同意するにチェックをいれて、「次へ進む」ボタンをクリックします。
エックスサーバーから「サーバーアカウント情報」などが記載されたメールが届きます。
エックスサーバー サーバーパネル(管理画面)ログイン
https://www.xserver.ne.jp/login_server.php
早速エックスサーバーを使ってみましょう
これで、エックスサーバーの契約は完了です。
レンタルサーバーに関する、よくある質問(FAQ)
- エックスサーバーの契約プラン(スタンダード、プレミアム、ビジネス)は後から変更できますか?
-
はい、後から簡単に変更可能です。(毎月20日までに申請画面からプラン変更を申し込み可能です)
- 複数のブログサイトの運営を検討しているのですが、ブログサイト毎にレンタルサーバーの契約が必要ですか?
-
いいえ、一つのレンタルサーバーの契約で、ディスク容量が許す限りいくつでもWordPressサイトを登録することができます。
ぺん私は、5年間スタンダードプランを利用していますが、ディスク容量は上限300GB中、50GB程度しかつかっていません。
- エックスサーバー上で運用するWordPressサイトを、後から他社のレンタルサーバーにWordPressサイトを移動させることはできますか?
-
はい、WordPressサイトの移動は可能です。各社ではWordPressサイトの「引っ越しツール」を提供しており、WordPressの専門的な知識がない初心者の方でも、簡単に移動することができます。
本サイトではWordPressの移動方法についても解説しています。
- サーバー稼働率 99.99%以上 ってどういう意味ですか?
-
稼働率とは、サーバーが正常稼働している時間の割合です。
稼働率99.99%以上を時間に換算すると、1年間に52分34秒間以下、停止(またはトラブル)が発生したという意味です。 ぺんつまり、信頼性が高いという意味です
まとめ
これからWordPressサイトの運営を検討されている方々に向けて、
についてご紹介しました。
レンタルサーバーを選ぶ際は
- サーバーの月額利用料金
- サーバースペック(CPUコア数、データ容量、ストレージのスペック)
- レンタルサーバー事業者の運用実績(長いほど評判がよく、性能も安定している)
- 利用者の口コミ
を総合的に判断する必要があることもお伝えしました。
これからWordPressサイトの運営を始める方は、実績と信頼のあるレンタルサーバーを選ぶことをおすすめします。
その意味では、当サイトでも使っているエックスサーバー
ぜひ、この記事でご紹介している「エックスサーバーの契約方法」をご参考に、エックスサーバーでWordPressサイトの運営を始めてみましょう。
ワードプレスサイトの運営は楽しいですよ